そぼ降る雨と南天の実

2013年12月06日
社員のつぶやき
 こんにちは。 
役員室の青柳です。

12月に入り、どんどん寒さが厳しくなっていく一方。
コートとマフラーが手放せません。
まだ、雪の季節はやって来ていませんが、さっきも
遠くの空でゴロゴロと不穏な音を轟き、心が曇ってしまいました。
また、この肌寒い季節は、視界からどんどん色彩がなくなっていきます。
色彩がないと心もちょっとずつ沈んでいくもの。いろんな意味で厳しい季節です。

そんな今日この頃ですが、先日、ふと自宅で朝の身支度をいつものようにしていると、
視界に可憐な赤い点々が飛び込んできました。そぼ降る雨に程よい輝きを湛えた南天の実が、
そこに佇んでいたのです。決して派手さはありませんが、この色彩に事欠く季節にあっては、
人の心を色づかせるには十分すぎるほど。寒さに強張らせていた私の表情も、一瞬で
緩んでしまいました。

枯葉色の世界に囲まれたこの季節、一つでも多くの色彩を身の周りに見つけて、
ちょっとだけでもあったかい気持ちに浸りたいものです。


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