Chromeに「HTTPSファーストモード」が実装、SSL未対応のサイトはご注意

2021年11月16日
WEB-BOX
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先日、世界的に大きなシェアを誇るウェブブラウザである「Chrome」に、「HTTPSファーストモード」が実装されると発表されました。

参考ページ:「Chrome」HTTPSファーストモード実装へ

 

「HTTPSファーストモード」とは


「HTTPSファーストモード」は、セキュリティの強化を目的とした機能で、SSLの暗号化通信に対応している HTTPSサイトへの接続を強化する設定です。
この機能が有効になっている場合、HTTPS未対応のサイトにアクセスした際にはサイトを開く前に警告画面が表示されるようになります。
これにより、HTTPS未対応のサイトはアクセスが大きく減少する可能性があります。

 

HTTPS未対応のサイトとはどのようなサイトか


HTTPS未対応のサイトは、下記のようにURLが「https://」ではなく「http://」から始まります。
HTTPS未対応のサイトの例

 

「HTTPSファーストモード」でHTTPS未対応のサイトにアクセスした場合どうなるか

HTTPSファーストモードでHTTPS未対応のサイトにアクセスすると、
サイトが開く前に警告画面が表示されます。
HTTPS未対応のサイトにアクセスすると警告画面が表示される

画面内の「サイトへ移動」をクリックすればサイトが表示できますが、
警告画面が表示されることにより、ユーザに不信感を抱かせる可能性があります。
そのため、この挙動によりHTTPS未対応のサイトへのアクセスが激減する可能性が考えられます。

 

今後はHTTPS対応がますます求められる


現在運営サイトにHTTPS未対応のサイトがある方は、早急にHTTPSへの対応を検討した方がいいかもしれません。
サイトのHTTPS対応は、これまでも現在必須のものだと捉えられてきましたが、その認識が今回のChromeの機能実装によりますます進むことになるでしょう。

システムグラフィではHTTPSに対応したサイト制作や、既存のサイトをHTTPS対応させることができます。
運営サイトをHTTPS対応したい、HTTPS対応のためには何が必要なのか知りたいという方は、
ぜひシステムグラフィまでお問い合わせください。